M-1 グランプリ 2016 感想
こんにちはマラカスです。
M-1グランプリ2016年!
おもしろすぎて、めちゃくちゃ感動しました!
決勝の三組はレベルが高すぎて腹筋が割れました!そしてファイナルジャッジも沸きました。
銀シャリ、スーパーマラドーナ、銀シャリ、、、、、、!!!!!!!!
和牛!!!!!!!!!
、、、、
、、、銀シャリイイイイイイ!!!!!!
ってことで優勝は銀シャリでした!おめでとうございます。
今回はネタの感想を順番に述べていきたいと思います。
一組目アキナ
5歳の子供が大人びた事を言うギャップがネタで、凄く分かりやすくて笑いやすかったです。『バブって言うほどガキやない、くもん行くほど大人やない。ただの五歳よ。』と『〇〇やらしてもらってます。』という印象に残るワードもあり、非常に良かったです。リアルに感じる表現力と共感させる言葉選び、そしてネタの安定感で一組目なのに安心して見れて観客の笑いも大きかったように感じました。今年のM-1グランプリが全体的に盛り上がったのはアキナがトップバッターであったからと言えるでしょう。大会の雰囲気作りとしての役割を全うとした、最高のネタでした。ネタが終わったあとの秋山さんと山名さんの緊張感を表したコメントがとても面白かったです。
二組目カミナリ
ネタが爆発的で衝撃でした。激しく叩くツッコミにノリツッコミの要素をミックスし、さらに方言を混ぜ、独特のリズムでボケる漫才に私はハマりました。ツッコミのワードセンスがハマり、最初から最後まで聞き入ってしまいました。私は石田さんのツッコミのファンになりました!
三組目相席スタート
男女コンビならではのネタです。合コンを野球に例えたあるあるネタと独自の理論で観客を沸かしていました。あるあるネタなんで共感し具合で一人一人の笑いの大きさも変わると思います。そう言う意味では大会に純粋なあるあるネタは向かないのかもしれませんね。私は合コンしたことないですけど大爆笑でした。
四組目銀シャリ
貫禄が出てますね。誰でも分かるドレミの歌をネタにしてあれだけ面白いことが出来たら完璧ですよね。観客の盛り上げ方も上手で漫才の技術が見ていて気持ち良いくらいにハマっていました。
五組目スリムクラブ
このお二人は反則ですよね。真栄田さんの誘い笑いと声、内間さんの顔、お二人の贅沢な間の取り方にネタとか関係なく笑っちゃいますよ。あと毎回『町にいるやばい人』感が伝わってすっごいわらけます。本当にこんな人いますから。ちなみにR-1グランプリの真栄田さんのネタ、息ができないくらい笑っちゃいました。今回は優勝する気が無かったのかなって感じました。うけてもうけなくてもそれはそれで良い。そう感じさせるスリムクラブはお笑いを超越した存在になりつつあります。今回がうけてなかったという意味ではありませんからね!
六組目ハライチ
岩井さんの無茶振りに澤部さんが振り回される漫才が印象的なお二人ですが、最近ゴットたんという番組で岩井さんの腐ってるキャラがウケてからの、2015年のM-1での誘拐ネタで岩井さんのサイコパスなボケは僕は良かったと思いました。今年は岩井さんの黒さを全面に出したネタを期待していたのですが、どっちつかずで残念でした、、。と思いきや岩井さんM-1前にパズドラやっていたという衝撃の事実判明。めちゃくちゃ黒さ出している!!さすが岩井さん、、!!生き様をトリックプレーで披露するあたり今年のM-1にしっかり爪痕を残す岩井さん。本当に深い。
七組目スーパーマラドーナ
緻密に計算されたネタで観客の想像を超えてくれる漫才で見たあとに1つ得した気分になれます。ネタバレすると面白さが半減するので、ネタの感想はあえて書きません!是非みてください。
八組目さらば青春の光
コントで活躍しているお二人ですが、漫才師として登場です。今回のネタはボケの要素を1つに絞り、角度を変えていくネタです。最近流行ってますね。分かりやすいし、笑いやすく、今年のキングオブコントでもかまいたちや、優勝したライスもそういったジャンルのコントをやっていましたね。ジャルジャルの主流のネタでもあり、若い人がとっつきやすいネタですね。私は大好きです。こういうネタは次どの角度から来るかって見てる人の中で予想する人もいると思うんです。予想している人は、それが裏切られる事で『あーそう言うのもあるなー』ってなりますよね。アハ体験の様に、脳が活性化するような、お得感があってお笑いの中で好きなジャンルです。
九組目 和牛
敗者復活から出てきました!和牛です。ボケのツッコミの川西さんがすっごいお上手です!声が個人的に好きで、ボケが何倍にも面白くなる的確なツッコミ!お二人の個性が混ざり合って凄く良いコンビです!これから新ネタ沢山期待しています!
決勝に上がったコンビは銀シャリ、スーパーマラドーナ、和牛でした。
三組とも予選と同じ要素のネタを決勝でも披露してくださったのでどういう風に見たら面白いのかが分かった上で更に笑えたので、決勝三組とも凄くレベルの高い戦いとなりました。
個人的には和牛が優勝かなと、思ったのですが、審査は難しいですよね。なんたって優勝者は間違いなく人生変わりますもんね。その優勝者を決める行為を担うってことは審査次第で審査員自身の世間の評価が変わる可能性もあるわけですから。個人的な好みばかりを優先しすぎたらこの人あーゆうのが好きなんだってなりかねない。エコひいきだとも言われかねない。好みを優先して審査すると、大会に出る側も審査員に媚びるということも懸念されますし、それは大会の劣化だけでなくM-1であれば、漫才のレベルの低下の要因にもつながると思うんです。M-1だけでなく何かを審査するというのはとっても難しいこと。顔も明かさずどれが良いのか投票するのとは訳が違いますよね。
今年のM-1グランプリは緊張感が良い具合に終始保たれ見応えのある大会でした!
あくまでも私、マラカスの独断です!
では!